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リコールはがきの文例と、SMS・LINEへの置き換え方


「リコールはがきの文例」を探してこのページに来た方へ。まず、はがきでそのまま使える文例を置きます。そのうえで、最近はがきからSMS・LINEに切り替える医院が増えている理由と、文面をどう置き換えればいいかを、媒体ごとの文例つきで解説します。

結論を先に言うと、はがきを全部やめる必要はありません。携帯番号がある患者さんにはSMS、LINEの友だち登録がある方にはLINE、住所しか分からない方にはがき——という使い分けが現実解です。

まず、リコールはがきの文例(そのまま使えます)

文例1: 定期検診の時期が来た方へ(基本形)

定期検診のご案内

○○さま いつも当院をご利用いただきありがとうございます。前回の検診から○ヶ月が経ちました。お口の健康を保つため、定期検診とクリーニングをおすすめしています。 ご希望の日時がございましたら、お電話またはWebからご予約ください。 ○○歯科クリニック 電話 ○○-○○○○-○○○○

文例2: 間が空いてしまった方へ

ご無沙汰しております

○○さま しばらくご来院がないため、お便りいたしました。気になる症状がなくても、定期的なチェックで小さな変化に早く気づけます。ご都合のよい日時をお知らせください。 ○○歯科クリニック 電話 ○○-○○○○-○○○○

文例3: 久しぶりで行きづらいと感じている方へ

お久しぶりのご案内

○○さま 久しぶりのご連絡です。「しばらく空いてしまって行きづらい」と感じる方もいらっしゃいますが、まずは検診だけでも大丈夫です。お気軽にご連絡ください。 ○○歯科クリニック 電話 ○○-○○○○-○○○○

はがきの文面で大事なのは、症状や治療の内容に触れないこと、料金の断定をしないこと、そして「来てください」ではなく「検診だけでも大丈夫です」と、戻るハードルを下げる言い方にすることです。この3点は、媒体が変わっても同じです。

それでも、はがきには限界があります

長くはがきを出してきた医院ほど、次のような限界を感じているはずです。

つまり、はがきの問題は文面ではなく「測れないこと」と「予約までが遠いこと」です。ここがSMS・LINEに置き換える意味になります。

SMS・LINEへの置き換え方(媒体ごとの文例)

置き換えの基本は、はがきの文面をそのまま短くすることではありません。媒体ごとに「読まれる形」が違うので、同じ内容でも書き方を変えます。

SMS版(全角70文字程度が目安)

SMSは短文の媒体です。挨拶と説明を削り、「誰からか」「何の用か」「予約リンク」だけに絞ります。

○○歯科です。そろそろ定期検診の時期です。クリーニングでスッキリしませんか。ご予約はこちら→[専用URL]

○○歯科です。しばらくご来院がないためご連絡しました。症状がなくても定期チェックで早期発見につながります。ご予約はこちら→[専用URL]

○○歯科です。久しぶりのご連絡です。「行きづらい」という方も検診だけでも大丈夫です。ご予約はこちら→[専用URL]

SMSは一般に開封率が高いと言われる媒体で、携帯番号さえあればほぼ全員の患者さんに届けられます。1通あたりのコストは数十円が目安です。一方で、長文は送れず、配信停止の受け皿(「配信停止は○○までご連絡ください」等)を用意する必要があります。

LINE版(やや長文・語りかけ調)

LINE公式アカウントの友だち登録がある患者さんには、少し長く、やわらかい文面が使えます。

○○歯科です🦷 そろそろ定期検診の時期になりました。お口の状態をチェックして、クリーニングでスッキリしませんか? ご予約はこちら → [専用URL] ご希望の日時があれば、このトークに返信いただければ調整します。

○○歯科です。 しばらくお会いできていないため、お便りさせていただきました。 「久しぶりで行きづらいな」と感じる方もいらっしゃいますが、まずは検診だけでも大丈夫です。お気軽にご連絡ください。 ご予約はこちら → [専用URL] / お電話 ○○-○○○○-○○○○

LINEは「返信で予約調整ができる」点が強みです。ただし届けられるのは友だち登録済みの患者さんだけなので、単独では母数が限られます。

はがき版(残す場合)

住所しか分からない患者さんには、はがきが最後の手段として残ります。この場合も、はがきに専用QRコードを印刷しておくと、「はがき経由の予約」が数えられるようになります。媒体を残す場合も、測れる形にしておくのが置き換えの考え方です。

媒体の使い分け(まとめ)

媒体届く相手得意なこと弱いところ計測
SMS携帯番号がある方(ほぼ全員)速く届く、開封率が高いとされる、リンクから直接予約へ長文不可、1通ごとに費用専用URLで可
LINE友だち登録済みの方長文・やわらかい表現、返信で調整可登録者しか届かない専用URLで可
はがき住所が分かる方住所のみの患者さんにも届く読まれたか分からない、予約までの導線が遠い、コストと手間専用QRで可

おすすめの順番は、まずSMSを主軸にし、LINE登録者にはLINE、どちらもない方にはがき、です。

移行の手順(5ステップ)

  1. 対象リストを作る。 最終来院からの期間で、3〜6ヶ月/6〜12ヶ月/12ヶ月以上に分けます。治療中の方、来院予約済みの方、連絡を希望されていない方は必ず除外します。
  2. 文面を承認制にする。 どの文面を、誰に送るかは、送信前に院長(または承認者)が確認する運用にします。患者さんへの直接の連絡は、医院の顔として出るものです。ここは自動化しきらず、人の目を通すのが安全です。
  3. 予約リンクを専用にする。 文面のリンクには専用パラメータ(例: ?src=recall_2026-11)を付けます。これで「この連絡経由で戻った予約」が数えられるようになります。
  4. 一斉に送らず、波状に送る。 対象を群に分けて時期をずらすと、送った群とまだ送っていない群を比べて、連絡の効果を推定できます。また、予約が一時期に集中して受付が回らなくなる事態も避けられます。
  5. 月末に数える。 送信リストと来院リストを突き合わせ、「案内のあとに来院した人数」を事実として数えます。因果関係を断定するのではなく、まず「何件戻ったか」を毎月同じ方法で数え続けることが、文面やタイミングの改善につながります。

なお、電話予約の方については、受付が来院時に「何を見てご連絡いただきましたか?」と1項目だけ確認すると、リンク経由で数えられない分も7〜8割程度は捕捉できます。

送るときの注意点

まとめ

はがきの文例そのものは今も使えます。ただ、「出したけれど、効いているのか分からない」という状態からは、SMS・LINEへの置き換えで抜け出せます。大事なのは媒体を変えること自体ではなく、専用リンクで数えられる形にし、文面は承認制で回すことです。


シカデスクは、歯科医院専門のフロントデスク運用代行です。定期検診の呼び戻しでは、対象の抽出・文面の作成・送信・「戻った予約と来院を数えての報告」までを、すべて医院の承認制で運用します。文面の下書きはAIも使いますが、患者さんとの直接の接点は人間が担う、というのが私たちの原則です。

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